Ignite2は、デイリーライフやトレーニングにおいて、ユーザが自身の体をよりよく理解し、総合的なライフス タイルの向上をサポートするツールを搭載しています。トレーニング時にGPSや心拍計測の高精細記録を行う場合は最大20時間、心拍計測をオフ・GPSの記録間隔を変更できる省電力設定にした場合は最大100時間、デイリーユースで24 時間活動量記録と心拍計測を行った場合は最大5日間の連続使用が可能です。
Ignite2に新たに追加された「心拍モード」は、Bluetooth®に互換性のあるデバイスやアプリにワイヤレスで接続でき、トレーニングセッション中の心拍数をリアルタイムで表示することができます。
<Ignite2に搭載のその他の機能>
■Polar Precision Prime™センサー
緑と赤の2色のLEDを計9個使用して血管の状態をより正確に把握することができます。また、皮膚に接触する面に電極センサーを4つ搭載し、皮膚と光学式心拍センサーの接触状況を把握できます。さらに、3D加速度センサーの搭載により、手の動きで発生する誤差(モーション・アーティファクト)の補正を行います。この2色LED光学センサー、電極センサー、3D加速度センサーという3 つのセンサーを融合させることにより、心拍数計測の精度を高めることに成功しました。
■GPS機能(みちびき対応)
GLONASS、Galileo、QZSS(みちびき)に対応しています。距離、スピード、平均速度などの計測ができま す。トレーニング終了後には、Polar Flowアプリやパソコンとデータを同期し、ルートの確認や走行データの管理を行えます。
■130種以上のスポーツに対応
130種類以上の多彩なスポーツプロファイルを搭載しています。Polar Flowアプリまたはウェブサービスから、お気に入りのスポーツ種目を最大20種類まで選ぶことができ、時計に保存できます。さらに種目別に画面のカスタマイズや、設定の編集も可能です。
■ウォッチフェイスのカラー変更
時計設定から、ウォッチフェイスの時計表示をデジタルとアナログから選択でき、カラーも7色から選ぶことができます。
■トレーニング負荷 Pro™
トレーニング負荷Pro™は、筋肉の疲労度「筋肉負荷」と、心肺機能の疲労度「カーディオ負荷」、自身が感じる疲労度「自覚的負荷」の3種類の負荷を計測します。筋肉負荷は、ランニングパワーや自転車のパワーメーターなどでパワー計測をした際に、負荷状況を数値化します。カーディオ負荷は、トレーニングで心拍数を計測し、その結果から負荷を数値化します。自覚的負荷はトレーニング後に自分でトレーニングの疲労度を10段階評価することで得られます。カーディオ負荷は、直近と過去のトレーニング量を数値化し比較することで、体の状況をオーバートレーニングか適正なトレーニング量かのバランスを見ることができます。これにより怪我につながりやすい危険性を確認することができます。
■スイム計測(スイミングメトリクス)
スイミングのスポーツプロファイルを選んでトレーニングを開始した際に、心拍数と共に室内でも屋外でもスイミングのストローク数や距離を計測します。また、平泳ぎやクロールなどの泳法を自動認識します。
■ランニングプログラム
レース当日の日程と距離を登録するだけで、今までのトレーニング実績や、最近の運動量に基づき、すぐに ユーザに合わせたランニングプログラムを作成します。ウォッチ上にプログラム内容が表示され、ユーザは設定された距離や心拍ゾーンに合わせたトレーニングを行います。Polar Flow上では、ランニングメニュー以外にストレッチや体幹トレーニングの動画を見ながら行うことができます。
■ランニングインデックス
ランニング中の心拍数とランニングスピード・安静時の心拍数・最大心拍数からランニング走力を確認することができる数値です。継続的に計測することで走力の向上を確認できます。
■光学式心拍センサーでのフィットネステスト(最大酸素摂取量)の実施
有酸素性能力を評価し、数値で確認できます。継続的に計測し数値の変動を確認することで、有酸素性能力の向上を確認できます。胸ストラップ心拍センサーが不要で、手首の光学式心拍センサーで測定ができます。
■Sleep Plus Stages™
睡眠時の体の動きに加えて心拍数を計測し、詳細な睡眠データを計測します。睡眠時間や、就寝・起床時間といった情報に加え、レム睡眠や深い睡眠の時間、睡眠サイクルの回数などが分かります。これらの睡眠データを分析し、睡眠スコアとして数値化します。睡眠スコアは、過去4週間のユーザの平均値と比較することができ、睡眠の改善、悪化などの状況を確認することができます。
■Nightly Recharge™
睡眠時の平均心拍数や、心拍間隔時間、平均心拍数変動、1分間の平均呼吸数などを計測・分析し、自律神経ステータスとして数値化します。睡眠中の自律神経が、交感神経と副交感神経のどちらが優位に働いたかを見ることで、睡眠の質が分かります。この自律神経に関わる内容とSleep Plus Stages™の睡眠スコアをもとに、前日の身体・メンタルの疲れの回復具合が分かり、6段階で回復状況を評価します。
■FitSpark™
過去のトレーニング履歴や、Nightly Recharge™のデータから分かる体の回復状況などを基に、その日のうちに実施が推奨されるトレーニングメニューを提供します。トレーニングは大きく、「筋力」「カーディオ(心肺 機能)」「サポーティブ(体幹・可動性)」「プログラム」の4つに分けられています。推奨されたトレーニングメ ニューは、心拍数を見ながら実施します。「プログラム」は自分でトレーニング内容を作ることができます。
■Serene™
呼吸エクササイズ 自律神経の副交感神経を優位にして、自律神経を安静な状態にするため行う、呼吸のエクササイズです。ディスプレイの表示を見ながら息を深く吸って、深く吐くを繰り返します。睡眠前に行うことで、睡眠の質を高 める効果も期待できます。
■Smart Coaching機能
トレーニング効果:トレーニング直後にトレーニング効果をフィードバックします。有酸素性運動、心肺機能、瞬発力の強化などのさまざまな効果を確認することができます。
心拍ゾーン:初期設定時は最大心拍数の50パーセント(50%HRmax)以上から、10%ごとに最大心拍数(100%HRmax)までをトレーニングの有効ゾーンとして5段階に分けたものが心拍ゾーンです。心拍ゾーンはPolar Flowサービスにて任意に変更が可能です。5段階ゾーンを指標にすることで、効率の良いトレーニングができるだけでなく、運動強度が過度に上がっていることも分かるので、安全なトレーニン グが可能となります。
スマートカロリー:身長、体重、年齢、性別、最大心拍数、実施しているトレーニングの強度に基づいてトレーニング中に消費されたカロリー数を正確に算出します。
■24時間心拍計測と活動量計
24時間心拍計測機能です。睡眠中や安静時の心拍数が計測できるため、一日の心拍数の変動が可視化できます。また、3D加速度センサーにより、活動量を常時計測しています。
■スマートフォン連携でデータ管理や通知受信(iOS、Android対応)
Bluetooth®でスマートフォン上のアプリ「Polar Flow App」に連携し、日々のアクティビティ・トレーニングを記録管理できます。ウェブサービス「Polar Flow」上でも同様に管理できます。また、電話の着信やメール受信、SNSをバイブレーションで通知します。会議やプレゼンなどの状況に応じて通知機能はオン・オフの切り替えが可能です。
■日本語表示対応
■別売の交換用ベルトあり